この感覚がそうなんだ

貴重なお時間を割いてまで、

このような無駄文に目を通してくださいまして、本当にありがとうございます。

小さな頃にこんな事を言って諭されたという記憶はございませんか?

「まぁ…|何《いず》れはわかるようになるよ」と。

如何に小さい時はその時なりの自分の意見を持っていて、

それをふくれっ面になりながら押し通そうとしても、

結局は先生や親の言っていることが道理に適っているのを見て、

「どうしてそうなるの?」と尋ねるとそう言って頭を撫でられたものです。

今になって考えてみると、確かに考えが浅はかで

先達の方々の方が知識が豊富にあったからというのは納得できるのですが、

かと言っても、大人の方が全知全能の知識を持っているわけではありません。

では、どうしてそう言い切れたのか?

その疑問に一筋の回答らしきモノに触れる機会に恵まれたというお話をしようと思います。

少々真面目なお話になりますが、お付き合いいただければ幸甚です。

【亀の甲より年の劫】

今世紀のうちに忘れ去られてしまいそうな諺ですが、

念のため、大辞泉先生にご登場いただきますと、

意味合いとしては【長年の経験が貴重であるということ】とあります。

とここで、一気に話の方向性が変わります。

以前にも申し上げておりますので、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、

この国の国民性の1つとして、

「どれだけこの国は【クイズ】が好きやねん?」と思うことがあります。

私の生まれる前から|数多《あまた》に趣向を凝らしたクイズ番組が登場してきました。

やはり私の世代で言いますと【アメリカ横断ウルトラクイズ】で、

今となっては演出だったというのは理解できますが、

脱落された方の罰ゲームで、救いようのない状況で置いていかれて、

最後に出てくる【帰国?】の部分を見るにつけて、

「まさか…そのまま帰ってこなかったんじゃ…」と、

命を懸けた(ように見えていた)クイズ番組に怖さを憶えたことがあります。

現在はそのようなハードな内容の番組は見られなくなりましたが、

義務教育ラインを土台にしたモノから、時事問題を取り上げたモノ、

中にはその馬鹿っぽさをひけらかすような番組まであり、

クイズ番組を見ない日の方が少ない印象まで持ってしまいます。

そんなクイズ大好きの国民性の持ち主の手許に、

クイズゲームのアプリを配信すれば、そりゃぁ飛びつくのは目に見えていますし、

私自身も常識の範囲内を心掛けながら楽しませていただいています。

そんな中で、様々なクイズに直面してきましたが、

基本的に私の得意なジャンルは

【スポーツ】>【文系】>【雑学】…の順番に落ち着くのです。

ですが、得意があればそうでないモノもあるわけで、

その筆頭の【理系】ばかりになると、流石にクリックも少したじろいでしまいます。

その思考を見越してなのか、出てきた問題はそこそこ厄介な難題でした。

眺めて考えても正解を導き出せそうになく、万事休すの中で

頭の引き出しからこんな言葉が出てきました。

「あれ?この言葉…どこかで聞いたことがある…」

その聞いたことのある回答をクリックすると、それが正解で急場を凌ぎます。

その正解の原動力は、これまでの経験です。

「何れはわかる時がくるよ」という言葉は、

その方が味わってきた経験を糧にしたからこその言葉なのです。

こんなクイズゲームに興じている時に、そんな感覚を味わえるとは思えませんでしたので、

意味もなく両の手を軽く握り締めてしまったいい1日になりました。