え?広島のフレスタというスーパーが残業しなかった人にボーナス時に20万上乗せして支払うインセンティブを導入することになったんだ。

今朝、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、15周年記念の第2弾で「残業やめられますか」というテーマで2つの事例をやっていました。

 今回もオムニバスでやっていましたが、2つ目の広島に本社があるフレスタというスーパーが、荒治療とも言える定時後に電気を消灯し、PCを強制シャットダウンするということをやっていました。

 当然、定時では終わらないとわかっている人は、事前に残業届を出さないといけないことになっていて何人か残っている姿もありました。バイヤーの佐東さんは取引先との商談を45分で終わらせようと思っていても予想以上に件数が多く、1時間半かかってしまい、「2時間残業して8時には帰ります。」というプレートをPCの上に付けてやっていました。

 ところが、「残業が無くなって手取りが減り、生活が苦しくなったので何か対策を考えて欲しい」というメールが本社の人事部に届き、会社として対策を練った結果、残業が少なかった人にボーナス支給時に20万円上乗せするということになったそうです。早速、来年、新卒で入る学生への会社説明会でもその説明をしている所が出てきました。

 もう一つの事例は大手紳士服販売店のはるやま商事が運営する「パーフェクトスーツカンパニー」という会社が、ノー残業手当というのを1万5,000円支給するという試みを始めたということでした。

 ところが、導入時は新社会人が就職する前にスーツを購入する書き入れ時だったこともあり、社員からは最初は反発もあったようです。

 番組で取り上げた池袋本店では、一人当たり36時間平均だったのが、3.1時間まで減少し、売り上げも前年比110%を記録したと言っていました。閉店後にやっている翌日の商品の補充を時間内にやるようにしたり、袋詰めの時間を5秒短縮させたりと工夫する様子が出てきました。

 それでも24歳のトップセールスの社員が「残業が減ったのはいいことですが、手取りが減って人生設計を見直さなければならないです。」と語っていました。

 2つの事例でもわかるように「残業手当」を期待出来なくなったら生活に影響が出るので、別な形で評価やインセンティブを与えるようにしないと社員の士気も上がらないと思うので、今後、こういう取り組みをする会社が増えると思いますが、対策は必要ですね。